あなたはできてる?理想的な呼吸とは

コラム

みなさん、こんにちは!

小児歯科医のヤスです👨‍⚕️

前回の記事『比べてみよう!鼻呼吸と口呼吸の違い』では鼻呼吸がいかに身体に優しく、有効な呼吸法かを説明しました!

今回はもう少し深く掘って、理想的な呼吸とはどんな呼吸か?

ということを説明していきます。

鼻で呼吸しておけばいいんじゃないの?

と考えているあなた!

そんなことをしていると、フンガフンガと鼻息荒く、カッコ悪い呼吸になっているかもしれませんよ。

綺麗な呼吸とはどういうものか?

そしてそれがなぜ身体にいいのか?

今回の記事を読んでいただければそれがわかっていただけると思います😊

是非最後まで読んでみてください!

「呼吸」とは!?

唐突ですが、みなさん、「呼吸」とはなんでしょうか!?

そら、息を吸って吐くことでしょ?酸素を取り入れて、二酸化炭素を吐くことじゃないの?

正解です!しかし、今回はもう少しその先のことについて説明していきますね

確かに呼吸とは息を吸って吐くことです。

しかし、体内では呼吸とは2段階に分けられます。

「外呼吸」「内呼吸」です。

「外呼吸」とは、酸素が肺に入り込んで、二酸化炭素を出すこと。つまり、肺におけるガス交換のことですね。

しかし、呼吸の役割はそれだけでしょうか?

なぜ酸素を体内に取り入れるのでしょう?

そら…生きるためよ!!

そうなんです。笑

なぜ私たちは生きるために呼吸をしなければいけないかというと、

代謝を行うためですね。

動いたり、いろいろと活動するためには筋肉を動かさないといけませんが、そのためにはエネルギーが体の各部位で必要です

そして、その部位で代謝を行うには酸素が必要なんですね。

そして代謝によってエネルギーが作られた際にゴミのように出てくるのが二酸化炭素です。

そのために肺から酸素を取り込んで、ゴミの二酸化炭素を肺から外に出します(外呼吸)

なので、肺から入った酸素は、それで終わりではなくて、体の隅々まで酸素を運んでいかないといけません。

そして、各組織では酸素をわたす代わりに二酸化炭素を受け取るガス交換が行われます。

これが「内呼吸」です!

つまり、呼吸とは外呼吸と内呼吸の2種類に分類でき、

内呼吸でしっかりと代謝を行うためにガス交換がされることが重要となります。

酸素よりも二酸化炭素が重要!?

あれ、さっき二酸化炭素はゴミみたいな扱いになってなかった?

はい、おっしゃる通りです。笑

しかし、二酸化炭素の存在は大っ変重要なんです。

それをできるだけ簡単に説明しますね!

二酸化炭素が溜められる体に!

まず、呼吸によって肺に入ってきた酸素は血液の中に取り込まれます。

そしてその血液の中のヘモグロビンくん(ここでは愛着が湧いてくるように「くん」付けで。笑)が酸素をおんぶします。

ヘモグロビンくん「君たち(酸素)を体の隅々まで、僕が運んでいくよ!」

働き者のヘモグロビンくんは酸素をしっかりと各組織に運んでいきます。

がしかし、運ばれた酸素は各組織でうまくヘモグロビンくんと離れなければなりません

そして、酸素と二酸化炭素を交換し、次は二酸化炭素を肺まで運んでいかないといけないのです。

しかし、二酸化炭素が各組織に少ししかいなければ、酸素はなかなかヘモグロビンくんと離れようとしません。

酸素「やっぱりヘモグロビンくんと離れたくない!」

となってしまうんですね。

二酸化炭素が十分にいる場合

二酸化炭素「おい、酸素!さっさとどきやがれ!俺たちも外に出なければならないんだぜ」

と、ヘモグロビンくんから酸素くんを引き離してしまい、そして自分がヘモグロビンくんとくっつきます。

なので、まとめると、

十分な二酸化炭素がいないと、酸素がうまくヘモグロビンから離れず、各組織に酸素が行き渡りません。

二酸化炭素が体内に溜めておける(二酸化炭素の耐性がある)

そんな呼吸法が大事になってきます!

どんな呼吸の方法がいいの?

なんか難しい内容ね…。つまりどんな呼吸をすればいいの!?

二酸化炭素があまり逃げていかない呼吸法が重要になってきます。

つまり、呼吸数は少ない方がいいのです。

真逆の呼吸法が「過呼吸」ですね。

過呼吸になればどんどん二酸化炭素が逃げていきます。

そして、過呼吸気味になってしまうのが、口呼吸です。

口呼吸は胸式呼吸で浅い呼吸になってしまうので、呼吸数が自然と多くなってしまいます。

その分二酸化炭素が逃げていくので、体内に二酸化炭素がたまらない状態になってしまいます。

理想的な呼吸とは「静かでゆっくりとした呼吸」

もう少し具体的にいうと、

  • 鼻呼吸で
  • 空気を吸う量は少なければ少ないほど良い
  • ゆっくり吐いて、2~5秒息が止まる
  • 鼻息は聞こえないぐらい静かに

がポイントです。

息が少し止まることが重要です。

息が全くとまらない呼吸は過呼吸傾向になっています。

私全然止まってなかったわ…

それでは次に簡単な呼吸のエクササイズを説明しますので、一緒にやってみましょう!

正しい呼吸のエクササイズ

目指すべき呼吸はわかっていただけましたでしょうか?

ここで、私がよくこども達にやっている呼吸のエクササイズを一つご紹介します。

これは口呼吸の息が止められない子を鼻呼吸にするエクササイズです。

では是非一度やってみてましょう!

  1. 仰向けに寝ます
  2. 右手を胸に、左手をお腹に置きます
  3. ゆっくり4秒かけてお鼻で息を吸います。その時に胸は動かさず、お腹が膨らむようにします。
  4. そして4秒かけてお鼻でゆっくり息を吐き、2秒息を止めます。その時も胸は動かさず、お腹がへこむようにします。
  5. これを3分間続けます
  6. 慣れてくれば4秒吸って、4秒吐いた後に4秒息を止めます。これで3分間

すごく簡単ではないでしょうか!?

加えてお金もかかりません!

これを繰り返すとどんどんお鼻で息をしやすくなり、呼吸のリズムが整います。

継続して4秒止められるようになるまで、是非これを繰り返してみてください。

この呼吸に慣れてくれば、だいぶ呼吸が軽くなって全身の代謝も良くなってきますよ😊

まだまだ呼吸のエクササイズはあるので、また後日に記事も書きたいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか!?

「食べすぎは良くない」ということを知っている人は多いと思いますが

「呼吸のしすぎは良くない」と思っている人はほとんどいないと思います。

是非一度自分の呼吸を見直し、軽く、静かな呼吸を身につけてみてください

では理想的な呼吸のまとめです。

  • 鼻呼吸で腹式呼吸
  • 呼吸数はできるだけ少なく
  • 少しの量を吸い、ゆっくり吐く
  • 次の呼吸が始まるまでに数秒息を止める
  • 一定のリズムでゆっくり呼吸

です!

是非お子さんと一緒にエクササイズをやってみてください😊

それでは今日はこのへんで!

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