鼻呼吸は天然のマスク!

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みなさん、こんにちは!

小児歯科医のヤスです。

みなさん新年あけましておめでとうございます。

昨年の2020年は本当に色々とあり、大変な一年となりました。

特に「新型コロナウイルス」

コロナについても様々な意見が飛び交っておりますが、

「自己免疫を高める重要性」というのは、間違いないものなのかなと思います

特に「体の入り口であるお口」の防御力をしっかり高めていくことがいかに重要かということ

今まで「口呼吸はダメだよ!鼻呼吸にしないといけないよ!」と子どもに言い続けていましたが、

今年ほど、口呼吸の子どもたちを見て心配になる年はありませんでした。

「口呼吸は百害あって一理なし」だと思います。

体の入り口の免疫をしっかりと効かすためにも、まずはお口を閉じて、鼻呼吸をさせることを教えてあげてください!

今日はそんな内容で書いていきたいと思います。

この記事を読んでいただくと、鼻呼吸の素晴らしさが少しわかっていただけると思います。

読み終わった時には「鼻呼吸すてき〜」となっているはずです!

是非最後まで読んでみてください(^^)

鼻は天然の空気清浄機!?

私たち人間の機能において、何よりも重要なものは「呼吸」です

2、3日ご飯を食べなくても、健康な人間は簡単には死にません。

「来週に大事なデートがあるから、今日から2日間は断食するっ!」

と友人が言ったとしても「そうか、頑張れ」となりますが、

「ちょっと空気吸いたくねえし、2日間息止めとくわ」

と友人が言ったら「死ぬぞっ!やめとけ!」となりますよね。健康な人でも死にます。

人間にとって呼吸は最優先すべきものです。

何も意識しなければ、絶えず、空気を吸って吐いてを繰り返しています。

しかし、私たちの周りにある空気

一見して何も見えませんが、これは果たして綺麗な空気なのでしょうか?

私たちは、例えばお水を飲む場合でも、「綺麗なお水の方がいい」という意識は結構浸透していると思うので、

例えば、喉が乾いたからと言って公衆の水道から出るお水をガブガブ飲むことは、なんとなく「大丈夫?」となるのではないかと思います

しかし、空気に関してはそんなことを思う方は少ないのではないでしょうか!?

少なからず、私たちが生活をしている家の中、学校の中、街の中では目に見えないホコリや細菌などが空気の中にたくさん潜んでいます

これはコロナもそうですよね。だから「マスクせえ!」としつこく言われているわけです。

そして、これらを体内に入れてるんです。絶え間なく!

どうでしょう?ちょっと「えっ」となりましたか?

しかし、安心してください。

鼻で呼吸することで空気を浄化してくれる作用が、誰にでも備わっているのです。

一つずつ見ていきましょう!

まずは、鼻毛

ここで大きなホコリなどをキャッチしてくれます。鼻クソもしっかりとホコリを絡め取ってくれている証拠なんですね!なので、鼻毛は大事にしていてください。「鼻毛出てるでー」といじられても決して全部抜いてはいけません。鼻毛はホコリだけでなく、誇りも持っています。

次に、粘液

湿潤されている鼻粘膜は細かいゴミや埃をキャッチしてくれます。「空気のゴミ・ホコリホイホイ」みたいなものです。なので、鼻水も大事。「鼻水出てるでー」といじられても決して鼻水を責めないでください。

そして、副鼻腔

鼻の中には空洞がたくさんあります。これは空気が通る時の抵抗を生み、空気を体温に近づける作用があります。

冬の冷たい空気は体には毒です。肺に空気が入る前に空気を温めてくれる。そんな機能まで備わっています。

最後に、扁桃

これは体に備わった免疫機構です。鼻毛や鼻粘膜でキャッチできなかった細かい細菌をここで退治してくれます

いかがでしょうか!?

こんなにも鼻呼吸は素晴らしい機能を持っています。

これを使わないなんて、もったいない!

最高級のマスクを持ってるのに口に当てていないのと同じです

一方、口で呼吸するとどうでしょうか?

「口毛?」そんなものありません。ホコリは全くキャッチされず。

「唾液による湿潤」これはあります!ただし、口呼吸をしていると乾燥するので、あまり意味なし

「口の中の他の空洞」そんなものもない。冷たい空気は温められる暇なく、肺に向かいます

「扁桃」あることはありますが、鼻呼吸に比べると扁桃に触れる範囲が少ない

このように完全に口呼吸の負けです。

これだけでも鼻呼吸をしていく利点が見えてきましたね!!

心落ち着く鼻呼吸

横隔膜を使う鼻呼吸には副交感神経優位になる効果もあります。

本来、口呼吸をするのはどのような場面だったか。

それは原始的には「戦うか、逃げるか」の時と言われています

どうしても口呼吸が必要になる一つの場面に、必要な換気量が一定値を超えた時です

それはつまり、「全速力で走った後」などがそうですね

そんな時は体が「戦うか、逃げるか」モードに入っており、交感神経優位になってしまいます。

なので、口呼吸をずっと続けている子は、ずっと「戦うか、逃げるか」モードになっている可能性があります

ずっと落ち着きがなかったり、極端に物事を嫌がっていたり、寝付きが悪かったり、などなど

やはりここでも口呼吸の完敗です。

一方、横隔膜を使った鼻呼吸では、ゆったり静かに呼吸していくことで、副交感神経が優位になり、ストレスもかかりにくくなります。

安静時は常に鼻呼吸であるべきです。

ちなみに、私は走るのが趣味?なんですが、フルマラソンにも出場したことが何回かあります。

そこで、ある数年前のマラソン大会で、私は日頃から「鼻呼吸やで!」と子どもたちに言っている立場なので、「一度鼻呼吸で完走してみよう」とやってみました。

そうすると、なんということでしょう!(劇的ビフォー○フター!?)

飲んだりする時以外はお口を開けずに、ずっと鼻呼吸で完走できちゃったんです。しかもその時は自己ベスト出ました(3時間半ぐらい)

なので、フルマラソンでずっと鼻呼吸でできたのですから、少々の運動でも鼻呼吸は継続してできます。

簡単に口呼吸をしないように!日頃から訓練していきましょう!

鼻呼吸にシフトチェンジエクササイズ

「じゃあどうやって口呼吸から鼻呼吸にするの!?」

まずは鼻をかみましょう!詰まっているものをすっきりさせてからエクササイズです。

当院ではいろいろと鼻呼吸にするためのエクササイズをしています。

(真面目にやってくれる子はみんな鼻呼吸を獲得していきます!)

ここでは簡単なものを紹介するので、一度ご家庭でやってみてください!

横隔膜を使って腹式呼吸をする練習です。

  1. 仰向けに寝ます
  2. 右手はお腹、左手は胸に軽く当ててください
  3. その時のお口の姿勢ですが、舌は上顎につけて、上下の歯と歯は軽くあて、唇を閉じてください
  4. ゆっくり息をお鼻で吸います。その時にお腹も一緒に膨らます。そしてお鼻でゆっくり息を吐きます。その時にお腹も一緒にへこまします
  5. ここまでが簡単にできれば、次は同じやり方で4秒吸って、4秒吐いてください(3分)
  6. 段々と吐く時間を増やしていきます。次は4秒吸って、6秒吐く(3分)
  7. 4秒吸って8秒吐く(3分)
  8. 4秒吸って10秒吐く(3分)

8までできれば、だいぶ鼻で息がしやすくなっていると思います。

それができれば次は立って、立位でやってみてください。

これが鼻呼吸をする時の基本な練習です。

ポイントは「ゆっくり静かに息をする」

鼻でフンガフンガ言いながら、息をしていてはいけません

お上品な呼吸を目指しましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか!?

鼻呼吸をしないと!と少しでも思っていただけましたか?

特に電車の中やエレベーターの中なで、密室になりやすい場所で口呼吸をしている子を見ると本当に心配です。思わず指で唇を挟んでしまいそうになります。

マスクをしていても、その中で口呼吸をしているのは本末転倒です。

しっかりと鼻呼吸という「天然の高級マスク」を常にかけておきましょう!

それではまとめです!

  • 鼻呼吸には空気を浄化してくれる機能がこれでもかというぐらい盛り込まれている
  • 鼻毛でホコリを絡め取る
  • 鼻粘膜で小さいホコリをキャッチ
  • 副鼻腔で空気を温める
  • 扁桃で細菌退治
  • 鼻呼吸でリラックス
  • ゆっくり静かな呼吸

以上となります!

少しでもお役に立てれば嬉しいです(^^)

またなにか質問があれば、お問い合わせフォーム、もしくはコメントで気軽に連絡をください!

それでは今日はこのへんで!

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